野球肩は治らない~あなたはそれだけの覚悟をもって対策していますか?〜
「野球肩」を甘く見てはいけません。
確実に言えることは、
痛めてしまったら他の
「関節」に比べ治りが遅いことです。
さらに言うと、
ボールを投げる
という行為は、
とても繊細な「関節」の状態
を求められます。
「痛み」を
簡単に考えていると、
投球ができなくなってしまうことも
あるということです。
まさに、
野球選手にとっては
致命的な要素となりかねないのが
「肩関節」の傷害、
つまり「野球肩」です。
タイトルにある
「治らない」という表現は、
それくらい大切にしたほうがいい
という私の思いがあってのことです。
「肩関節」を
痛めてしまっている
のにも関わらず、
しっかり治さずに、
だましだまし投げ続けていると、
いつの日かまともに投げられなくなります。
いつまでたっても
痛みが消えない
という状態に陥る
こともありえる
ということです。
しかし、
「野球肩」の原因は、
ボールを投げすぎたから
という短絡的な理由ではないでしょう。
単純に
✔︎投げ方が良くなかった
ということです。
肩を痛める野球選手は、
✔︎自分自身がおかしな投げ方
✔︎怪我を起こしやすい投げ方
をしていたということにすぎません。
それは、
「球速が速い」といった
観点の投げ方が悪い
といっているのとは
別問題の話だとご理解ください。
第三者的に
綺麗な投げ方を
していると言われる
選手でも怪我・故障をします。
反対に、
変な投げ方だなという選手が
なかなか
怪我・故障をしないケースもあります。
この原因は、
✔︎良い投げ方を見ただけ
で判断しているから
です。
「良い投げ方」
というのは本来
✔︎その人に合った投げ方
であるということです。
そのため、
誰かと同じ投げ方や
綺麗に投げれば大丈夫
というような教え方を
する指導者には要注意です。
人それぞれ異なる「身体」、
「精神状態」を理解した上で
指導できる指導者が
求められるのではないかと思います。
「肩関節」は
本格的に痛めてしまうと、
とても悩み苦しんでいきます。
そして「野球肩」に関して、
本当の所を理解している人は、
医療関係者やトレーナー
のレベルでもほとんどいません。
たまたま巡り合えば
ラッキーですが、
そんな確率をもって
「野球肩への対策をしている」
と言うのは危険すぎます。
「野球肩」にならない、
あるいは「野球肩」
を治したいのであれば、
可能な限りの早急な対応が求められます。
「張っているだけだから大丈夫」
なんて甘いことを
言っていてはいけません。
少なくとも
「野球肩」が治らなくなる
ところまで、
「肩関節」を酷使しない
ようにしてください。
今回はここまでです!
ありがとうございました!