背中に羽を生えさせろ!!〜ストレッチ編〜 ②
こんにちは!
だいきです!
前回の記事では、
野球肩にアプローチする
一つ目の具体的なストレッチ方法
についてご紹介しました。
今回は、
野球肩の治療には、
切っても切り離せない関係にある
「肩甲骨」のストレッチ
についてご紹介します。
活躍中の元北海道日本ハムファイターズ
大谷翔平投手の肩甲骨の周りの筋肉が
非常に柔らかく可動域が広いことは
皆さんご存知だと思います。
あるインタビューで大谷投手は、
「ピッチャーにとって肩甲骨の柔らかさはどう生かされる?」という質問に対して、
「柔らかい方が硬いよりも(腕を)広く使える」と返答しています
これは、
肩甲骨周りの筋肉が柔らかく
肩甲骨の可動域が広がると、
ピッチングの際に腕全体を
大きく動かすことができ、
その分ボールを加速させられる距離
も長くなり、結果、速い球を投げること
ができるというメリットがある
ということです。
同じく一流選手で活躍している、
前田健太選手は、
上半身を効果的に使えているのが
よく分かります。これも前田投手の
肩甲骨の周りの筋肉が非常に柔らかいから
こそ実現している投球フォームだと思います。
「マエケン体操」は
肩甲骨周りの筋肉を
柔らかくする体操です。
前田投手が肩甲骨を
非常に大事な部位だと
捉えている証拠でもあると思います。
そして、
肩甲骨の周りの筋肉が硬いと
どんな悪いことが起きるのかというと、
肩甲骨の周りの筋肉が硬いと
ゴリゴリに硬くなっていると、
正しい動作を行おうとしても、
うまく動きません。
その結果、肘が下がる、
しなり不足、手投げなど、
投球フォーム不良などに
なってしまいます。
しまいには、
野球肩・肘を併発してしまいます。
特に投球や送球は
投げるたびに肩甲骨周りに
負荷がかかり、大きなストレスと
なるため、肩甲骨周りの筋肉の
柔軟性が低下する可能性があります。
今回はタオルを使った
ストレッチ方法をご紹介します。
①タオル一枚を用意します。
②タオルの両端を握って身体の前に出します。
③腕を上げるようにタオルを頭の後ろへ持っていきます。
肩甲骨周りの筋肉が柔らかい人は
ぐるっとタオルが1周します。
逆に硬い人は頭の上あたりで
ストップしてしまいます。
これらの肩甲骨周りのストレッチ
(俗に言う「肩甲骨はがし」)を
行い、筋肉の疲労や緊張を取りのぞくこと
が重要です。
是非、
お風呂上がりなどに
行ってみてください!
今回はここまでです!
ありがとうございました!