治療しながら野球も上手くなる!?〜トレーニング編〜 ⑥

こんにちは!

 

 

だいきです!

 

 

前回は、インナートレーニングを

行なっていく上での注意点をご紹介しました。

その中でも特に、正しいフォームで、

使用している筋肉を意識してトレーニングを行うことが

大切であるとお話ししました。

 

今回は、もう1つの注意点である、

エクササイズのゆっくりとしたスピードで、

動作をコントロールしながら行うこと。

について具体的にお話しし、残りのインナートレーニン

についても書いていこうと思います!

 

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皆さんは、筋力トレーニングをする際に、

ダンベルトレーニングをしているとして、

持ち上げるときはゆっくり、

「10秒かけて重りを上げ、10秒かけて下ろす」と

アドバイスされたことがあるとおもいます。

 

これを意識し、筋肉に力を入れ続けながら、

ゆっくりと動かすと、筋肉の中の血流が制限され、

酸素不足の状態になって急速に筋繊維が疲労します。

 

最近の研究からは、このような状態が筋力アップに

重要なことがわかってきています。

筋肉は高い負荷でハードな運動をしたときと同じ状態になり、

筋力がアップするのです。

 

簡単にこのことを要約すると、

ゆっくり行うことで、ゆっくり行わない時に比べて、

筋力トレーニングの効果が倍になるということなのです。

この事は、インナートレーニングにも同じことが言えます。

 

逆に、これを意識しないで行うと、

どこのどのような筋肉を鍛えるのかなどのトレーニングの目的

にもよりますが、学生のうちは練習時間や競技期間が限られており、

決まられた時間の中で最大限の結果を出さなければいけない

ことを考慮してトレーニングを行うと仮定した時に、

 

筋力トレーニングの動作を素早く行なった時は、

レーニング時間は短く、早めに終わらせることができ、

満足感・充実感を得ることができるかもしれません。

 

しかし、本質的な部分では解決はしていないのです。

正しい動作でゆっくりと鍛えている部分を意識しながら

行わないと、その場しのぎのような結果になってしまい、

後々また怪我の症状が現れ、完治へとは繋がらないのです。

 

このことを強く肝に命じて、今後ご紹介するトレーニングも

行なっていきましょう!

 

まず、1つ目のトレーニングとして、

①写真のようにボールを挟みます。ストレッチボールなどです。

(Aは脇の下に挟む、Bは両拳の間で挟みます)

 

②ボールを軽くつぶします。

ポンポンとボールをつぶすイメージで行います。

 

③各ポジションで肩の後ろの方が熱くなるまで、又は肩がだるくなるまで行います。

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2つ目のトレーニングとして、

①四つん這いになります。投球側はボールの上に置きます。


②左手左足(右投手の場合)を水平になるまで挙げます。

手足を挙げすぎて腰を反らないように注意します。


③この動作を30秒キープします。

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今回、使用する、ボールなどは、

100円ショップなどで買えるものでも

大丈夫です。

 

この時にも全てのエキササイズにおいて

僧帽筋上部に力が入らないように意識しながら

行いましょう。

 

 

今回はここまでです!

 

 

ありがとうございました!